2015年11月17日火曜日

【報告】第261回 医薬講座

【報告】第261回 医薬講座


時:平成27年11月17日(火)19:30~




場所:練馬区光が丘区民センター3階 多目的ホール




演題:「新たな大衆薬の現状と今後の取り扱いの動向」




講師:アルフレッサヘルスケア株式会社 事業開発部 グループ長 松本 則行 氏




参加者:53名(会員29名・非会員18名・学生6名)








今月の医薬講座は「新たな大衆薬の現状と今後の取り扱いの動向」という演題で、アルフレッサヘルスケア株式会社 事業開発部 グループ長 松本 則行 氏にご講演を賜りました。
今般、「健康サポート薬局のあり方について」が公表され、その中にも一般用医薬品や健康に関する相談という機能も盛り込まれました。
今回の講演では、実際薬局で取り扱っている一般用医薬品以外に健康食品や、自宅でできる検査キットなど、今後注目されるであろう製品の紹介も含めて行いました。


今年の医薬講座は、11月で終了となります。1年間、たくさんの薬剤師の方々に会場に足をお運びいただき、本当にありがとうございました。来年も、薬剤師の皆さまの生涯教育の一助となれるように、頑張って行きたいと思います。

次回は、平成28年1月14日(木)ココネリにて「慢性疼痛関連」で開催の予定です。





2015年10月21日水曜日

【報告】第260回 医薬講座

【報告】第260回 医薬講座


時:平成27年10月21日(水)19:30~




場所:練馬区立区民・産業プラザ 研修室1 (練馬駅北口複合施設Coconeri内)




演題:「食中毒対策と手指衛生について」




講師:丸石製薬株式会社 営業企画部 学術情報グループ 桃谷 圭一氏




参加者:53名(会員29名・非会員18名・学生6名)









今回の医薬講座は

『食中毒対策と手指衛生について』という演題で、丸石製薬株式会社 営業企画部 学術情報グループ 桃谷 圭一氏にご講演を賜りました。


・食中毒とは?

・食中毒対策として有効なのは?

・食中毒の原因菌とウイルスについて
  
・ノロウイルスってなあに?
  ノロウイルスに関する疫学的データ
  ノロウイルスの消毒例
  ノロウイルスに罹患したら?

・手指衛生について



講演の最後には簡単な実験ということで、蛍光液とブラックライトを用いて手洗い実習を行いました。

「手を洗う」ということも、なかなか奥が深いものですね。

2015年9月27日日曜日

【報告】平成27年度 第一回 練馬区薬剤師会地区薬剤師研修会

【報告】平成27年度 第一回 練馬区薬剤師会地区薬剤師研修会








名   称:平成27年度 第一回 練馬区薬剤師会地区薬剤師研修会
日   時:平成27年9月27日(日)13:00~17:30
場  所:ホテルカデンツァ光が丘
出席者:128名



                  次   第


                         司 会   理  事  齋 藤  英 男



1.開会の辞                          副会長  新 井  みどり



1.会長挨拶                        会  長  関 口  博 通 


  1)臨床薬学講座
    「渡航外来と新興感染症」             がん・感染症センター都立駒込病院
                             感染症科医長  菅 沼 明 彦


  2)都薬アワー
    「平成27年度の事業計画と重点事業」     公益社団法人 東京都薬剤師会
    「在宅医療・介護連携推進事業」           理 事    龍 岡 健 一
    「薬局業務の再確認と薬剤師の使命」


  3)「日薬eお薬手帳の紹介」              株式会社STNet 営業本部


  4)保険講習                        一般社団法人練馬区薬剤師会
                               在宅医療・介護連携委員会


1.閉会の辞                           副会長  伊 澤 慶 彦








最初に、今年度第一回の地区研修会では「渡航外来と新興感染症」という演題で、がん・感染症センター都立駒込病院 感染症科医長  菅沼 明彦先生にご講演賜りました。昨今、日本国内でもデング熱にはじまり、これまであまり耳にしない感染症が話題になってきました。
講演の前半では、デング熱や中東呼吸器症候群(MERS)、エボラ出血熱について、疫学から病態、さらには症例や治療について詳しく解説いただきました。
そして後半では、海外に渡航する際の注意点や生活上の注意、予防接種やマラリアの予防策についてご講演をいただきました。


続いての都薬アワーでは、公益社団法人 東京都薬剤師会 理事 龍岡 健一先生より「平成27年度の事業計画と重点事業」・「在宅医療・介護連携推進事業」・「薬局業務の再確認と薬剤師の使命」について、ご説明いただきました。
都薬アワーの後に、株式会社STNet 営業本部 横田 貴文様より「日薬eお薬手帳の紹介」という演題で、解説をいただきました。




保険講習




保険講習では、当会の在宅医療・介護連携委員会の理事 會田 一恵より「介護保険モデル事業について」という内容で、ご説明させていただきました。




昨今、薬局や薬剤師を取り巻く環境は、厳しさを増しています。厚生労働省は9月24日、地域の健康情報拠点として薬局・薬剤師を活用するための方策を話し合う「健康情報拠点薬局(仮称)のあり方に関する検討会」の報告書を公表しました。内容は既にご存じの通りかとは思いますが、この報告書にこれからの薬剤師、これからの薬局の道筋が示されたと思います。厳しくとも頑張って本当に国民から、そして地域から信頼される「健康サポート薬局」になるために、日々研鑚していかなければならない。本日の研修会が、その一助になればと思いました。


2015年9月15日火曜日

【報告】第259回 医薬講座

【報告】第259回 医薬講座


時:平成27年9月15日(火)19:30~




場所:練馬区光が丘区民センター3階 多目的ホール




演題:「循環器疾患と抗血小板薬」




講師:順天堂大学医学部附属練馬病院 循環器内科 先任准教授 藤原 康昌 先生




参加者:87名(会員50名・非会員27名・学生10名)








今回の医薬講座は
『循環器疾患と抗血小板薬』
という演題で順天堂大学医学部附属練馬病院 循環器内科 先任准教授 藤原 康昌先生にご講演賜りました。講演では
・心筋梗塞のガイドライン
・抗血小板薬の使用目的は?
・抗凝固薬の使用目的は?
・血栓形成機序とは?
・止血について
・静脈血栓と動脈血栓
・血小板とは
・ステント血栓症
これらの内容と共に、たくさんの症例や動画もまじえて詳しくご解説いただきました。医薬講座で循環器疾患は久々に取り上げる内容でした。ここ数年での治療の進化も目覚ましく、たくさんの新しい発見があった医薬講座になりました。




2015年8月17日月曜日

災害時安否確認システムへのメールアドレス登録のお願い(会員様向け)





会員 各位
一般社団法人練馬区薬剤師会
防災委員会
                
練薬情報ネットワーク(災害時安否確認システム)の稼働について
 データ入力のお願い 

拝啓  時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は、会務運営にご協力いただきまして厚く御礼申し上げます。
さて、このたび練馬区薬剤師会では「練薬情報ネットワーク(災害時安否確認システム)」を構築しました。このシステムを利用し、91日に会員薬局安否確認一斉訓練を実施したいと存じます。お忙しいところ申し訳ございませんが下記内容をご確認の上、ご協力くださいますようお願い申し上げます。

≪システム概要≫

このシステムは、災害発生時における会員の安否と同時に薬局の被害状況及び機能の確認を行い、練馬区内の薬局の状況をマップ上に表示し、迅速な対応ができるようにすることを目的としています。



◎事前にスマートフォンなどの端末のメールアドレスを登録していただきます。
◎災害が発生した時など皆さまの安否確認が必要な際に、登録されたメールアドレス宛に練馬区薬剤師会から安否確認メールを一斉に配信します。
◎メールには『安否確認用のURL』と『薬局の機能確認用のURL』が記載されていますので、それぞれへアクセスし必要事項を選択していただくと『安否確認一覧』、『薬局機能一覧』、『薬局機能マップ』が完成します。

現在、練馬区では医薬分業率が70%を超えており、病院にはほとんど医薬品が備蓄されていないため、災害時等の医薬品供給は薬局抜きでは考えられない状況です。
また、災害発生時には区内10か所に医療救護所が設置され、そこでの医薬品の供給も我々薬剤師が行うことになります。
当会では、災害対策本部において迅速にその後の対策を講じるためにも、できるだけ早く会員の皆様の安否確認と会員薬局の被害状況を確認したいと考えています。


≪システムの発展性≫
災害発生時以外でも、日常的に会員様へメールによる情報発信が可能なシステムです。




災害はいつ発生するかわかりません。
システムの使い方の確認や定着を図るために、今まで郵送やFAXなどで配信していた医薬講座や各委員会が主催している研修会やご提供する情報、近隣薬剤師会や基幹病院からの情報などをご登録のアドレスへ配信します。様々な情報を今までよりもよりスピーディーに皆様にお届けできるようになります。

今後は日常的にシステムを活用したいと考えておりますので、全ての会員薬局の皆様にメールアドレスの登録入力をお願いもうしあげます。

≪登録方法≫
会員ページにて登録マニュアルを公開しておりますのでそちらをご参照ください。


平成27831日(月)までにご登録をお願いいたします。

2015年7月22日水曜日

【報告】第258回 医薬講座

【報告】第258回 医薬講座


時:平成27年7月22日(水)19:30~




場所:練馬区立区民・産業プラザ 研修室1 (練馬駅北口複合施設Coconeri内)




演題:「薬局薬剤師としてあるべき姿を考える
          ~在宅医療・残薬解消・処方提案など 全国の取り組み事例から」 




講師:帝人ファーマ株式会社 医薬営業企画推進部
     全国薬剤師・在宅療養支援連絡会(J-HOP)賛助会員 森山 健治氏




参加者:70名(会員43名・非会員20名・学生7名)










今回の医薬講座は「薬局薬剤師としてあるべき姿を考える~在宅医療・残薬解消・処方提案など  全国の取り組み事例から」という演題で、帝人ファーマ株式会社 医薬営業企画推進部 全国薬剤師・在宅療養支援連絡会(J-HOP)賛助会員 森山 健治氏にご講演を賜りました。
講演では、全国各地を訪問して取材をしている中での、様々な薬剤師の活動や困難事例、解決に結びついた取り組み事例等をあらゆる角度から解説いただきました。在宅を行っている先生方だけではなく、まだ在宅に取り組んでいない先生方にも興味がわくような講演内容で、有意義な医薬講座になりました。

2015年6月16日火曜日

【報告】第257回 医薬講座

【報告】第257回 医薬講座


時:平成27年6月16日(火)19:30~




場所:練馬区光が丘区民センター3階 多目的ホール




演題:「身体のしくみ ~水・電解質編~」




講師:株式会社大塚製薬工場 学術部 学術担当 専任課長 園田 景三 氏




参加者:87名(会員47名・非会員28名・学生12名)








今月の医薬講座は

「身体のしくみ ~水・電解質編~」という演題で、株式会社大塚製薬工場 学術部 学術担当 専任課長 園田 景三 氏 にご講演を賜りました。

・輸液のはじまり

・電解質輸液の分類

・シドニー・リンガー
       ⇒リンゲル液?

・身体に占める水の割合
       ⇒女性は少ない?

・体液区分及び役割

・電解質の主な役割
       ⇒ナトリウムとその働き

・等張液と低張液と高張液

・生理食塩液や乳酸リンゲル液の用途

・消化液の電解質組成
       ⇒下痢と嘔吐の違いって?

・脱水症の概念




という内容でご講演いただきました。
電解質の基本から応用、そして症例まで提示していただき、詳しく幅広くお話しいただきました。特に脱水は、梅雨に入ってこれから夏を迎えるこの季節にはとても注意しなくてはならない症状でもあり、会場の参加者の方々は熱心に講演に耳を傾けておりました。

来月の医薬講座は、7月22日(水)ココネリにて開催の予定です。




2015年5月12日火曜日

【報告】第256回 医薬講座

【報告】第256回 医薬講座


時:平成27年5月12日(火)19:30~




場所:練馬区立区民・産業プラザ 研修室1 (練馬駅北口複合施設Coconeri内)




演題:『緩和ケアって?痛みを取ること?~薬物療法:鎮痛補助薬を中心に~』




講師:順天堂大学医学部附属練馬病院 麻酔科・ペインクリニック 准教授 
                                   緩和ケア室 室長 田邉 豊先生




参加者:46名(会員29名・非会員12名・学生5名)









今回の医薬講座は
緩和ケアって?痛みを取ること?~薬物療法:鎮痛補助薬を中心に~
という演題で、順天堂大学医学部附属練馬病院 麻酔科・ペインクリニック 准教授 緩和ケア室 室長 田邉 豊先生にご講演賜りました。講演では

・緩和医療(ケア)とは?
  WHOによる緩和医療の目的
  緩和ケアとターミナルケアとは?
  苦痛って、なに?
  緩和ケアチーム
  緩和ケアの開始時期

・痛みって、なに?
  痛みの分類
    急性痛と慢性痛
  痛みの破局的思考
  痛みの評価
  痛みの症状・特徴

・薬物治療の基本は?
  鎮痛薬投与の基本原則
  治療の目標
  オピオイド
  鎮痛補助薬
  
と詳しくご講演いただきました。実際の臨床症例もたくさん含め、薬物治療に関しても細部にいたるまでご講演いただけて、とても有意義な医薬講座となりました。
そして、薬剤師が緩和ケアに参加する意義も伺うことができました。
講演終了後には、会場からも実際の症例を交えた質問があり、とても盛会なうちに終了となりました。


2015年3月29日日曜日

【報告】平成26年度 第二回 練馬区薬剤師会地区薬剤師研修会

【報告】平成26年度 第二回 練馬区薬剤師会地区薬剤師研修会








名   称:平成26年度 第二回 練馬区薬剤師会地区薬剤師研修会
日   時:平成27年3月29日(日)13:00~17:00
場  所:ホテルカデンツァ光が丘
出席者:127名



                       次   第


                            司 会   理  事  三 浦  典 子


1.開会の辞                           副会長  新 井  みどり


1.会長挨拶                           会  長  湯 上  俊 之


  1)臨床薬学講座
    「胃癌治療の実際-化学療法を中心に-」   公益社団法人地域医療振興協会
                                 練馬光が丘病院 診療部 部長
                                    外科部長 吉 田  卓 義


  2)都薬アワー
    1.薬と健康の週間 全国統一事業について  公益社団法人東京都薬剤師会
                 (会員実施事項の要綱)  常務理事  松 本  有 右
    2.はかり(計量器)の検査終了について     理   事  小 野  稔
    3.東京都薬剤師会認定基準薬局
    4.JPALS レベル5の方へ
    5.改訂モデルコアカリキュラム実施に向けて


  3)保険講習                        一般社団法人練馬区薬剤師会
                                      社保・生涯教育委員会


1.閉会の辞                           副会長  関 口  博 通








今回の地区研修会の臨床薬学講座は、地域医療振興協会 練馬光が丘病院 診療部 部長 外科部長 吉田 卓義 先生をお招きいたしまして「胃癌治療の実際-化学療法を中心に-」という演題にてご講演を賜りました。講演では胃癌の基礎から病態、手術から投薬、さらには治療のアルゴリズムまでを幅広くご講演いただきました。薬局薬剤師が必ずおさえておきたい化学療法についても詳しく解説を頂きました。




臨床薬学講座



都薬アワーでは「薬と健康の週間 全国統一事業について(会員実施事項の要綱)」・「はかり(計量器)の検査終了について」・「東京都薬剤師会認定基準薬局」・「JPALS レベル5の方へ」・「改訂モデルコアカリキュラム実施に向けて」という演題でご講演いただきました。




都薬アワー



保険講習では「保険行政の動向と薬剤師」・「社会保険指導者及び自治指導員合同会議」・「関東信越厚生局管内10都県薬剤師会社会保険担当者連絡協議会報告・その他連絡事項」について社保・生涯教育委員会より、会員の先生方にご説明させていただきました。




保険講習




先日の規制改革会議において「医薬分業における規制の見直しについて」というテーマがディスカッションされました。医薬分業率が67%(2013年度)まで進み、薬局というものが非常に認識されてきました。しかし、薬局業務が調剤に偏重しているという意見も少なくはありません。今回の研修会では、様々な内容についてお話が伺えました。今日の研修会に参加して、薬局と薬剤師がこれから何をしなければならないか、何が求められているかを再確認できる研修会になりました。




























2015年3月18日水曜日

【報告】第254回 医薬講座

第254回 医薬講座











日時:平成27年3月18日(水)19:30~





場所:光が丘区民センター





演題:「睡眠障害の診断と治療」




演者:むさしクリニック 院長 梶村 尚史 先生




参加者:65名(会員36名・非会員25名・実習生4名)








今月の医薬講座は

『睡眠障害の診断と治療』という演題で、むさしクリニック 院長 梶村 尚史 先生
にご講演を賜りました。

・睡眠障害とは

・睡眠障害の診断

・不眠を引き起こす精神疾患
  
・不眠とうつ病の関係

・睡眠時無呼吸症候群とは

・睡眠関連運動障害

・過眠症とは

・不眠症のタイプによる睡眠薬の使用方法

・睡眠薬の漸減・休薬法

・睡眠と衛生指導

という幅広い内容でご講演いただきました。睡眠障害の基礎知識から治療方法、さらには話題の新薬の実際の症例も交えてお話を伺うことができました。講演終了後には、会場からは多くの質問もあり、盛会のうちに医薬講座は終了となりました。

来月度の医薬講座は、4月14日(火)を予定しております。

2015年3月12日木曜日

【報告】平成26年度保険薬剤師研修会「~もっと知りたい!!保険調剤~」

【報告】平成26年度保険薬剤師研修会「~もっと知りたい!!保険調剤~」








名  称:平成26年度保険薬剤師研修会「~もっと知りたい!!保険調剤~」
日  時:平成27年3月12日(木)19:30~21:30
場  所:練馬区立区民・産業プラザ(ココネリ) 研修室1
出席者:13名


               次  第

                            司 会   理  事  輿 水  淳


1.開会の辞                           専務理事  山 田  充 訓


 

1.趣旨説明                           理  事  斉 藤  英 男




1.スモールグループディスカッション




1.発表・合同討議





1.閉会の辞                           副会長  伊 澤  慶 彦








本年度の保険薬剤師研修会では「~もっと知りたい!!保険調剤~」というテーマのもとに実施いたしました。
今回は保険薬剤師研修会としては初めてになる、参加型「スモールグループディスカッション」形式で行いました。

スモールグループディスカッションでは

第1部:保険調剤業務における疑問点

第2部:「平成26年度調剤報酬改定以降で」調剤業務を行っている上での問題点

と、2部にわたってディスカッションを行いました。








第1部では、現在保険調剤を行っている上での疑問や、参加者の方々の薬局での問題等、様々な内容で自由討議を行っていただきました。








第2部では「平成26年度調剤報酬改定以降で」調剤業務を行っている問題点ということで

①お薬手帳を持っていない患者さんへのお薬手帳の勧め方→Aグループ

②調剤前の服薬状況等の確認の方法について→Bグループ

以上、2つのテーマにてディスカッションを行いました。








スモールグループディスカッション形式で行ったのは初めてのため、企画・運営した委員会メンバーも緊張がありましたが、参加者の先生方の積極的な意見や、各薬局における様々な取り組み等を聞くことができ、大変有意義なディスカッションとなりました。
発表・合同討議の際には更に意見も飛び交い、少人数ではありましたがとても充実した研修会になりました。
実際、保険調剤業務で他の薬局薬剤師同士が話し合う機会は少ない、さらには内容として「保険調剤」ということで若干難い内容とも思いましたが、ディスカッションが始まればお互い薬剤師として普段言えなかったことが言え「顔の見える関係」が築けた、という意見も終了後には頂くことができました。


※社保・生涯教育委員会では毎月、保険調剤に関するお話や、研修会の企画等を行っております。委員会メンバーはベテランから若手まで様々な薬剤師がいます。
「保険調剤で疑問がある」「研修会はこの様なのを行ってみたい」等々、何かご意見があったり、話をしたい、保険調剤について勉強をしたい、という薬剤師の方がいらっしゃいましたら是非とも薬剤師会事務局までご連絡ください。

2015年2月17日火曜日

【報告】第253回 医薬講座

第253回 医薬講座











日時:平成27年2月17日(火)19:30~





場所:石神井区民交流センター





演題:「日常スキンケアの重要性」




演者:山王メディカルクリニック 院長 宮地 百子 先生




参加者:50名(会員29名・非会員20名・実習生1名)










今回の医薬講座は「日常スキンケアの重要性」という演題で、山王メディカルクリニック 院長 宮地 百子 先生にご講演を賜りました。
講演では、先生が海外でのご経験も生かされ治療もされている、尋常性ざ瘡のお話からスタートいたしました。疾病の疫学から病態、そして治療まで幅広くご講演いただきました。「継続治療をすることで、肌質の改善にまで結びつけることが大切」というお話もあり、治療には薬剤師も服薬説明を通して継続して患者さんをフォローしてあげる重要性を感じました。
他にも、乾燥した冬場の保湿のポイント・薬剤の選択方法・紫外線の基礎知識等、様々なお話を聞くことができて、講演終了後には会場から多くの質問もあり、盛会のうちに終了となりました。

3月度の医薬講座は、3月18日(水)光が丘区民センターにて予定しております。

2015年1月20日火曜日

【報告】第252回 医薬講座

第252回 医薬講座










日時:平成27年1月20日(火)19:30~





場所:石神井区民交流センター





演題:①スギ花粉症 減感作療法について(アレルゲン免疫療法)
     「シダトレン®スギ花粉舌下液」
    ②緑内障・高眼圧症の治療について(Rhoキナーゼ阻害剤)
     「グラナテック®点眼液0.4%」

演者:①鳥居薬品株式会社 東京支店 担当課長
     アレルギー・エリアマーケティングサポーター
     鍵谷 毅 氏
     ②興和創薬株式会社 学術部 東京第一学術課
      翁長 睦 氏


参加者:67名(会員45名・非会員20名・実習生2名)









皆様、新年明けましておめでとうございます。平成27年第1回目の医薬講座は、特徴のある薬理作用を持つ2つの医薬品と、その治療について行いました。


①の演題では、これからシーズン本番になるスギ花粉症における話題の減感作療法と、その薬物治療の有効性や安全性、適正使用についてを流通管理も含めて解説していただきました。

②の演題では、緑内障の病態や治療薬の歴史、更には緑内障治療の最近の話題と新しいRhoキナーゼ阻害剤の薬理作用と有効性について解説していただきました。


今回は、新しい医薬品とその治療について行いましたが、今年も医薬講座ではご出席いただく先生方のご期待にそえるように、企画・開催していきたいと思っておりますので、何卒よろしくお願いいたします。


次回の医薬講座は2月17日(火)を予定しております。