2013年10月20日日曜日

【報告】ねりままつり健康フェスティバル(10/20)

10月20日(日)ねりままつり健康フェスティバルが開催されました。

練馬区薬剤師会では薬と健康の週間に実施されるこのイベントに参加し、薬無料街頭相談を以前より行ってきました。本年度も相談及び楽しい企画を準備し参加しました。

当日は朝からあいにくの雨。まつりは雨天決行、健康フェスティバルも準じるので開催、ということで朝から準備に入りました。




ところがどんどん雨足が強くなり、開会する頃は強雨。本部より各団体撤収はお任せしますということになりましたが、私達は来場者やお薬相談にみえた方が濡れないように設置を変えたり、足元にシートを敷いたりして準備を済ませており、様子をみながらでしたが、企画したすべて実施しました。
「そうだ。薬剤師に聞いてみよう」と銘打ち、お薬相談・お薬手帳とうっかりドーピングに関する展示ブースと薬局アンケート・お菓子で調剤体験が企画内容です。


大雨のなかかなりの来場者にお越しいただきました


残念なことに、ねりままつりが12時に中止決定ということで、それに合わせ健康フェスティバルも中止となりました。

雨の中来場して下さった方もあり、お薬相談者、アンケート回答者、お菓子で調剤体験者総勢139名もの方の参加がありました。雨でもお薬の相談をしたいと足を運んで下さった方を思うと、撤収せずやっていてよかったと心の底から思いました。


人気の調剤体験もやはり人気!


出動薬剤師はみな、傘かポンチョで雨の中自分の分担をこなし、撤収団体が増える中、水溜まりが出来ないよう配慮したり、声かけをしたりして立ち寄っていただいた方に対応しました。

ぬかるむ足元、凍えながらもお薬相談にみえられる方も


晴天で大盛況だった去年とは一転した結果ではありましたが、記憶に残るものとなりました。





2013年10月17日木曜日

【報告】第240回医薬講座(10/17)




第240回医薬講座

日時:平成25年10月17日(木)19:30~
場所:練馬区光が丘区民センター3階 多目的ホール
演題:『血管内イメージングから見た動脈硬化の進展と退縮』
講師:日本大学医学部附属板橋病院 循環器内科学分野 准教授 廣 高史
参加者:73名(会員40名・非会員29名・学生4名)


今回の医薬講座は
『血管内イメージングからみた動脈硬化の進展と退縮』という演題で日本大学医学部附属板橋病院 循環器内科学分野 廣 高史先生にご講演頂きました。

講演では、動脈硬化の基礎から臨床、そして最前線までご講演賜りました。
・現在、がんと並んで三大死因に数えられる虚血性心疾患と脳血管性疾患
・これらはいずれも動脈硬化がその大きな要因となっており、避けて通れぬ大きな課題
・その診断、そして治療のために血管内の状態を正確に知ることは不可欠
・血管内イメージングとは患者さんの自覚症状や、外から肉眼では知り得ない血管の中の状態を視覚化する技術である
・OCT(Optical Coherence Tomography)を用いた血管内イメージング。近赤外線を用いた新しい画像診断システムで、特徴は高い画像分解能にあります
・動脈硬化の治療に有効な薬剤

今回の医薬講座では、3Dメガネを使用して血管の内部を見させていただきました。ここまで詳しく血管内が見られるなんて、と驚いてしまいました。
「ミクロの決死圏」という映画を思い出した参加者もいらっしゃったのでは?!