2014年9月21日日曜日

【報告】平成26年度 第一回 練馬区薬剤師会地区薬剤師会研修会






名称:平成26年度第一回 練馬区薬剤師会地区薬剤師研修会
日時:平成26年9月21日(日)13:00~17:00
場所:ホテルカデンツァ光が丘
出席者:138名
司会:理事 小田 真也

次第
1.開会の辞
                          副会長 関口 博通
1.会長挨拶
                          会 長 湯上 俊之


  1)臨床薬学講座
    「薬剤師が担うチーム医療と地域医療のアウトカム
          ~薬局の求められる機能とあるべき姿~」        
                          北里大学薬学部
                           臨床薬学(保険薬局学)
                           教授 吉山 友二




  1)都薬アワー
    「今年度の東京都薬剤師会の事業について」
    「薬事法改正について」
                          公益社団法人東京都薬剤師会
                          副会長   上村 直樹
                          理事     山田 純一



  1)保険講習     
                          一般社団法人練馬区薬剤師会
                           社保・生涯教育委員会


1.練馬区薬剤師会各委員会よりお知らせ



1.閉会の辞
                          副会長 新井 みどり






臨床薬学講座では北里大学薬学部 臨床薬学(保険薬局学)教授 吉山 友二先生から「薬剤師が担うチーム医療と地域医療のアウトカム~薬局のもとめられる機能とあるべき姿~」という演題でご講演いただきました。今年度の調剤報酬改定にも盛り込まれた「薬局のもとめられる機能とあるべき姿」、薬局が地域の医薬品供給拠点としての役割を再認識し、地域における在宅医療の提供と薬局・薬剤師の医薬品の供給・セルフメディケーション支援を実施できるようになること等が、薬局が地域における医療提供施設として、住民の健康確保に責任をもつことにつながるものと考えられる。これからの薬局のあるべき姿を聞くことができました。






臨床薬学講座






都薬アワーでは「今年度の東京都薬剤師会の事業について」と「薬事法の改正について」という演題でご講演いただきました。






都薬アワー






保険講習では「難病の医療費助成制度・調剤報酬改定に伴う調剤基本料の届出・妥結率に係る報告・処方箋への記名の取扱い・一般用医薬品の特定販売」及び「保険薬局の指定及び保険薬剤師の登録の取り消しについて」という内容で社保・生涯教育委員会より会員の先生方にご説明させていただきました。






保険講習






昨今薬局を取り巻く環境には、多くの問題点があります。しかしながら、そういった時こそ我々薬剤師が、主体性と責任を持って薬剤師業務の”見える化”を行っていくことで、問題は解消されていくのかと思います。今日の研修会に参加して、明日からの業務に役立てることができる知見を得られたと思います。











2014年9月17日水曜日

【報告】第249回 医薬講座

【報告】第249回 医薬講座


時:平成26年9月17日(水)19:30~




場所:光が丘区民センター3階 多目的ホール




演題:『消化性潰瘍の診療 -診療ガイドラインをふまえて-』




講師:北里大学北里研究所病院 副院長 胃腸センター長 
     医療社会事業部長 臨床教授 芹澤 宏 先生




参加者:71名(会員42名・非会員20名・学生9名)







今回の医薬講座は
消化性潰瘍の診療 -診療ガイドラインをふまえて-
という演題で、北里大学北里研究所病院 副院長 胃腸センター長 医療社会事業部長 臨床教授 
芹澤 宏 先生にご講演賜りました。

・消化性潰瘍診療の変遷

・消化性潰瘍とは?

・消化性潰瘍の治療

・ヘリコバクターピロリとは?

・ピロリ菌の除菌療法


これらの内容に、沢山の臨床データをもとにご解説いただきました。最近では、クラリスロマイシン耐性の増加に伴う、ピロリ菌除菌成功率の低下等も危惧されるというお話もありました。薬物治療にはやはり服薬アドヒアランスが重要というお話もあり、薬剤師として患者さんにしっかり服薬説明することが大切だということを再確認いたしました。会場からはたくさん質問も出て、非常に有意義な医薬講座になりました。