2013年2月6日水曜日

【報告】第1回認知症クリニカルカンファレンスセミナー(1/30)






日時 : 2013130日(水)1920
会場 : 練馬区役所 多目的会議室
テーマ: 「認知症気づきのプロセス」「認知症の理解」
講師 : 東邦大学医学部 客員教授
      医療法人相生会 認知症センター センター長 中野正剛先生
出席者 :82名(会員44名、非会員34名、学生4名)

★PARTⅠ:「認知症気づきのプロセス」
認知症の患者数(高齢者の約10%が認知症)は、平成24年305万人、平成32年400万人、平成37年には470万人と増加が予測されています。
必然的に施設に入所できない認知症の方が増加し、地域で対応せざるを得ない状況となります。そのとき薬剤師としてどのように対応すればよいか等ご講演いただきました。
・早期に認知症を発見し、治療を開始するために薬剤師はなにができるか
・認知症診断基準とガイドライン(長谷川式、MMSE)
・せん妄と認知症の違い


★PARTⅡ : 「認知症の理解」
・アルツハイマー型とレビー小体型
・医療機関のスタッフの連携
・認知症についての基本的な考え方:Person-Centered-Care
・薬剤によるBPSD(認知症周辺症状)を防ぐための薬剤によるモニタリング
・薬物療法について

臨床現場の専門医である中野先生のお話は、とてもわかりやすく、また薬剤師向けにまとめていただき、とても貴重な話題ですぐにでも日常業務に役立つお話ばかりでした。
 
 認知症クリニカルカンファレンスセミナーは第2回、3回(PARTⅢ~Ⅵ)と続きます。
次回は、220日(水)1930分~ ホテルカデンツァ光が丘
です。参加希望の方は薬剤師会までお申し込み下さい。

2013年2月5日火曜日