2016年6月23日木曜日

【報告】第267回 医薬講座

【報告】第267回医薬講座 JPALSコード:13-2016-0071-101
            日本薬剤師研修センター:1単位



時:平成28年6月23日(木)19:30~




場所:練馬区光が丘区民センター3階 多目的ホール




演題:「地中海式食事療法UPDATE~メタボにいい地中海食は尿酸を下げるか?~」




講師:公益財団法人 東京都医療保険協会 練馬総合病院 副院長 柳川 達生 先生




参加者:81名(会員41名・非会員28名・実習生12名)




今回の医薬講座は
「地中海式食事療法UPDATE~メタボにいい地中海は尿酸を下げるか?~」という演題で、
公益財団法人 東京都医療保険協会 練馬総合病院 副院長 柳川 達生 先生に、ご講演を賜りました。
講演では

・高尿酸血症とメタボリックシンドロームの関係
  血清尿酸値とインスリン抵抗性
  HDL・Crと尿酸の関係

・高尿酸血症と心疾患
  キサンチンオキシダーゼの病態への関与

・メタボと食事療法
  糖質管理とエネルギー管理
  まごわやさしい?
  どうしたら体重は減少するのか
  
・地中海式食事とは
  地中海式ダイエットピラミッド
  地中海食が健康にいい理由

・地中海スコアとは
  地中海スコアと高尿酸血症の関連

・地中海食と心血管リスク

・フィトケミカルとは

・がんを予防する可能性のある食品

・果物摂取と体重減少


これらについて、臨床専門医の視点からご講演いただきました。
医薬品における治療もさることながら、食事を含めた治療、そして個々の食品について詳しく解説をいただきました。
まさか「あの食品の皮を食べるのが良い」とは、そして「あの果物の、取り除いているあの部分が大切」とは・・。
会場の参加者は興味深そうに講演を聞いていて、充実して満腹・満足な医薬講座になりました。


来月の医薬講座は、7月12日(火)練馬区立区民・産業プラザ(ココネリ)にて
「統合失調症の治療 今昔」という内容で開催予定です。



社保・生涯教育委員会
           理事 斉藤英男