2013年11月14日木曜日

【報告】第241回医薬講座

日時:平成25年11月14日(木)19:30~
場所:石神井公園区民交流センター2階 集会室
演題:『パーキンソン病と患者さんを取り巻く種々の問題』
講師:順天堂大学医学部附属練馬病院 脳神経内科 先任准教授 三輪 英人医師
参加者:56名(会員30名・非会員・23名・実習生3名)


今回の医薬講座は『パーキンソン病と患者さんを取り巻く種々の問題』
という演題で順天堂大学医学部附属練馬病院 脳神経内科 先任准教授 三輪 英人先生にご講演頂きました。

講演では、神経変性疾患であるパーキンソン病についてその生化学・4大症状・自律神経症状・精神症状・治療の歴史・L-DOPA療法の問題点等を細かくユーモアも交えて解説いただきました。

「パーキンソン病では薬剤の1日の服用回数が多くなる事が多々みられるため、薬剤師の服薬管理はとても重要になってくる。」
「高齢者においてはスルピリド等の薬剤が、パーキンソン病の患者さんに投与されている例もあり、お薬手帳はとても大事。もっともっと患者さんにお薬手帳は診察時に持って行くように言って欲しい。」
との先生からのお願いもあり、薬剤師の薬学管理業務も治療には非常に大切であると痛感いたしました。
L-DOPAの解説では映画「レナードの朝」の話も交えてお話しいただき、懐かしく思った先生方もいらっしゃったのでは??



今年の医薬講座はこれでお終いです。来年は1月16日(木)石神井区民交流センターでの開催を予定してあります。来年もまた多くの先生方のご参加をお待ちしております。