2013年10月17日木曜日

【報告】第240回医薬講座(10/17)




第240回医薬講座

日時:平成25年10月17日(木)19:30~
場所:練馬区光が丘区民センター3階 多目的ホール
演題:『血管内イメージングから見た動脈硬化の進展と退縮』
講師:日本大学医学部附属板橋病院 循環器内科学分野 准教授 廣 高史
参加者:73名(会員40名・非会員29名・学生4名)


今回の医薬講座は
『血管内イメージングからみた動脈硬化の進展と退縮』という演題で日本大学医学部附属板橋病院 循環器内科学分野 廣 高史先生にご講演頂きました。

講演では、動脈硬化の基礎から臨床、そして最前線までご講演賜りました。
・現在、がんと並んで三大死因に数えられる虚血性心疾患と脳血管性疾患
・これらはいずれも動脈硬化がその大きな要因となっており、避けて通れぬ大きな課題
・その診断、そして治療のために血管内の状態を正確に知ることは不可欠
・血管内イメージングとは患者さんの自覚症状や、外から肉眼では知り得ない血管の中の状態を視覚化する技術である
・OCT(Optical Coherence Tomography)を用いた血管内イメージング。近赤外線を用いた新しい画像診断システムで、特徴は高い画像分解能にあります
・動脈硬化の治療に有効な薬剤

今回の医薬講座では、3Dメガネを使用して血管の内部を見させていただきました。ここまで詳しく血管内が見られるなんて、と驚いてしまいました。
「ミクロの決死圏」という映画を思い出した参加者もいらっしゃったのでは?!