日時:平成26年6月18日(水)19:30~
場所:光が丘区民センター3階 多目的ホール
演題:『幼小児期から強い骨をめざそう!増加するビタミンD欠乏性くる病』
講師:順天堂大学医学部附属練馬病院 整形外科・スポーツ診療科 助教 坂本 優子先生
参加者:77名(会員43名・非会員22名・学生12名)
今回の医薬講座は
『幼小児期から強い骨をめざそう!増加するビタミンD欠乏性くる病』
という演題で、順天堂大学医学部附属練馬病院 整形外科・スポーツ診療科 助教 坂本 優子先生にご講演賜りました。
講演では、くる病のお話の前に「骨粗鬆症の基礎」、「骨質+骨密度=骨強度」、「ビタミンD代謝」について解説をいただきました。
くる病というと、最近テレビ等で取り上げられたこともありますが、今回は実際の臨床での症例を交えてご講演いただき
・くる病の原因・臨床症状
・くる病の診断と治療
・1日に必要な外出時間
・ビタミンDと食事
・くる病と人種
・ビタミンD欠乏性くる病は現代病?
・くる病と完全母乳の関係
・骨密度を上げる運動
と様々な方面から解説をいただきました。なかなか薬剤師が関わることは少ない疾患かもしれませんが、だからこそ参加した会場の先生方はじっくりと講演に耳を傾けていました。